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zoom RSS そば屋の原価率は折れて曲がる?

<<   作成日時 : 2009/11/23 01:37   >>

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タイトルが意味不明で申し訳ありません。
Big Mamaのお店ではまもなく新メニューのらーめん類が始まります。
今までもらーめんはメニューにあったのですが、今回は麺とスープを大幅に変更し、この不況を乗り切ろうと思っているのですが、さて問屋が卸してくれるか?
ちなみに写真のメニューはオーストラリアドル$11-80でございます。
えらい高いねとの声が聞こえてきますが、その訳はじょじょに説明致します。

オーストラリアの物価は何でも高いです。
もちろん今の為替相場で換算して日本より安い物もありますが、さて何だろうと考えると両手の指でも余るくらいでしょう。

全ての工業製品・農産物・水産物・各種サービス料・公共料金等々、えらい高いんですよね。
僕ら一家がこの国に移り住んだ1990年頃は、日本より安い物が結構あって感激したんですが、今は様変わり激しく、時代の流れを感じております。

経済音痴の僕ですが、次の要因が価格を上昇させている原因かと感じてるんですが、いかんせんその方面はからっきし弱いので、間違えていたらご勘弁をお願いします。

No1 人件費がメチャ高い
No2 マーケットが小さく、生産効率及び競争原理が上手く働いていない
No3 一次産品を除き、多くの物を輸入に依存している
No4 商業活動をする上での各種規制が、必要以上に厳しく、生産・営業の現場でコストとして跳ね返ってくる


ちなみにこのらーめんを調理するキッチンハンド(調理補助要員)で基本時給$14-23(平日の定時)、土・日は50パーセント増し、祭日は150パーセント増し、時間外労働は50パーセント増し、そんな各種の割り増し時給計算があり、これらをペナルティーレートと呼びます。

※州・地域・職種などによりメチャ複雑な最低賃金法があり、各種ペナルティレートなども少しずつ違うために、誰も正確には把握できないほど!

つまり、一日8時間以上働いたり、夜遅くまで働いたり、土・日曜日に働くのは反則割り増し賃金の対象となるわけです。

加えて、スーパーアニュエーション(日本の厚生年金)は総支給額の9パーセントを会社負担、労災保険は会社負担・有給休暇は年間4週間で未消化分は現金支給、病欠その他の有給欠勤はいろいろな名目で労働者保護が徹底。

参考までに、上記キッチンハンドの雇用主負担時給は概算で平日$17-00 土・日は $25-00、もちろん調理人や経験者はもっと高いのですが。


従業員のロイヤリティー及びプロフェッショナル意識は非常に低く、その大きな原因に失業保険や労災保険・シングルペアレント(片親)手当、低所得家庭への援助手当などが行き届いているのが大きな原因かと思います。

羊毛・石炭・鉱物資源に恵まれ、ラッキーカントリーと呼ばれた時代の名残が今もこの国の労働者意識に面々と流れているのではと思うのですが、もしかしたら間違っているかも知れません。

人々は簡単に仕事を代わり、それでも飢えることがないこの国はやはりラッキーカントリーなのでしょうか。

そんなバックグラウンドを考慮して、らーめんの値段を判断して下さい。
ちなみに消費税10パーセントは内税で含まれております。

らーめん自体の実価格は$10-73 日本円換算で880円くらい。

やはり高いのですが、僕らの住んでいるケアンズの人口13万人は市町村合併の結果であり、足下商圏として考えると人口8万人くらいです。

観光業に依存しているために、昨今の世界不況、特に日本からの直行便の激減により町は大きな不況に直面しているので、レストランなどの飲食店の不景気ぶりは目を覆うばかりです。

過去一年間でケアンズ周辺日本食レストランの倒産・廃業は8店以上(ほぼ半減)、その他のレストランバーの倒産は両手・両足の指では数え切れないほど!

日本や人口密集地域での“薄利多売”戦略はこのケアンズ及びオーストラリアの田舎・地方都市では“薄利小売”になる可能性が非常に高く、何とも難しい商環境なのです。

話しをタイトルの意味不明な“そば屋の原価率は折れて曲がる”に戻りますが、要は半分のまた半分、つまり食材原価25パーセントという意味です。
実際にはもっと低いかも知れませんが、粉類を主原料とする食べ物屋は原価率が低く儲かるということわざでした。


以下のメニューは各種トッピングが乗った、オージー好みの麺類なのですが$12-80〜 $16-80でございます。
日本人とは違い、麺とスープを楽しむと言うよりも、どんな具が入っているかに価値を見つけるお客が多いので日本ではあまり見かけない具沢山のメニューでした。
皆さんもケアンズに起こしの際は、ぜひお試し下さい。 J Boyが真心込めて調理致します。

※日本のらーめんには必ず乗っている“メンマ”は使いません。 中国人は“あれは豚の餌だ”てな感じで嫌いですし、オーストラリア人にも人気がありません。 誰も好きでなく、輸入により高価なメンマを使う意味がないので乗せません。




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http://overseas.blogmura.com/australia/ ←海外生活ブログ オーストラリア情報を見て下さいね。

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